1949-04-11 第5回国会 参議院 経済安定委員会 第5号
石油公團が廃止され貿易公團もそういう運命を持つている。然るにこの際配炭公團を仮に延ばすとしても、七月以降三月か半年、或いは來年の三月に持つて行くとしても、職員はそれ以上延びないことをはつきり知つている。我々は一万二千人の職員を持つている。それがもうすでに年末なら年末に廃止される公團で一生懸命に仕事をするしかないかこれはお分りになると思います。どうしてもその間に外に転職の途を探さなければならない。
石油公團が廃止され貿易公團もそういう運命を持つている。然るにこの際配炭公團を仮に延ばすとしても、七月以降三月か半年、或いは來年の三月に持つて行くとしても、職員はそれ以上延びないことをはつきり知つている。我々は一万二千人の職員を持つている。それがもうすでに年末なら年末に廃止される公團で一生懸命に仕事をするしかないかこれはお分りになると思います。どうしてもその間に外に転職の途を探さなければならない。
公團は從來十五公團ありまして、このうち原材料貿易公團、それから食糧貿易公團及び石油公團が廃止に相なつております。今後廃止になり、あるいは合併に相なるものが相当あると思うのでありますが、これは法律案ができまするに從いまして、この予算の移用その他によつて使うことができるように、予算総則で御承認を得る建前になつております。
公團は從來十五公團あつたのでありますが、そのうち廃止せられましたものは、先程申上げました食糧貿易公團と原材料貿易公團、それから石油公團の三つであります。從いまして現在残つておりますものは十二公團であります。この予算として提出せられておりますもののうちに石油配給公團が載つておるのでありますが、これは清算関係だけ残してございます。
今まで石油公團の廃止の場合にもわれわれは一部傳え聞いておるのでありますが、こういう資金の処分についても、不明朗なる事実が現われる危險が十分にあるのであります。こういう点に対する的確な処置をとることなくして、かかる大膽な処置をとろうとすることは、ここに大きな疑惑を生む原因となるのであります。こういう点におきまして、私は第三点としまして、とうてい承服できないものであると考える次第であります。
○中西功君 これは石油公團だけですね。
終戰までは漁業用の燃油は大体系統機関を通じて配給されておつたのでありまするが、その後石油公團というものができて、それがまた逆轉して、漁村の石油配給の慣例を無視するような状態になつたのでありまして、これはある意味から言えば、昔の石油業者を救済するというような傾きもないとは言えないのであります。はたしてさような事実がありとすれば、これは時代の逆行であります。
本法律案の内容は、石油公團、配炭公團、貿易公團並びに肥料配給公團がおのおのその根拠法令に明確に規定されておる通り経済の安定を見るまでの臨時的機構であり、各公團が今後新たに施設することを必要とする固定施設を公團自ら所有することは、その解散に際して事務処理を複雑ならしめるので、政府がこれを施設し、公團は政府からこれを賃借する体制を取ることが適当と認められる。
○笹口晃君 ただいま議題となりました石油公團法等の一部を改正する法律案について、商業委員会の経過並びに結果を概要御報告申し上げます。 まず、本案の趣旨につきまして御説明申し上げます。石油配給公團、配炭公團、貿易公團及び肥料配給公團は、おのおの根拠法令に明確に規定されております通り、経済の安定を見るまでの臨時機構であります。
○始關政府委員 先般石油公團の下部機構としての配給公團に対して担保を提供いたします場合の公債の評價の問題について答弁を留保しておりましたが、大體ただいまのやり方は、お話がございましたように、公債につきましては、発行價格の六五%、一般の有價証券につきましては時價の七〇%、不動産につきましては時價の六〇%というようなやり方をいたしております。
繊維貿易公團名古屋支部、鑛工品貿易公團名古屋支部なおこの公團關係で原材料の公團、食糧公團、日本雜貨公團、石油公團、能料配給公團、産業復興公團 生活物資公團、石油配給公團、これらがすべて東海、北陸六縣を管轄しております。なお、日本銀行の名古屋支店は愛知、三重、岐阜の三縣を管轄しております。
その形は暫定的措置でありますのではつきりした決定的な形とは申されませんけれびも、丁度この新らしい措置が十一月一日からスタートしますので十一月一日から當分の間という趣旨で今行つておりますのは、農業會、水産會等で從來石油公團から荷渡しを受けておりましたものは公團から荷物を受ける、それ以後はその引渡し場所にある組合から更に個々の單位組合まで送る、從つて石油の流通につきましては從來と同じコースで行くわけであります
これは必ず炭鑛の勞働者の方にも響いてくるのでありまして、從つて炭價に影響を及ぼさざるを得ないのでありまして、たとえば北海道の石油公團におきましては、北海道におきまして凍死を免れるために要求をいたしておるのでありまして、これは煖房手當ともいうべきもので、石炭につきましては三千五百四十圓、薪につきましては五千圓、草炭につきましては二千二百五十圓、運搬費を千六百圓、ストーヴ三箇年に六百圓必要なりとして、まずその
それをまた今度石油公團ができるために、昔に還えるというようなことは、もつてのほかでありまして、これは斷じて漁業者の使う油は、漁業會もしくは漁業者の手において買受あるいは販賣權をもち、配給權をとるようにすることが絶對に必要であると思うのであります。
肥料公團にしても、あるいは石油公團にしても、すでに前議會の御協贊を得て、今實施にかかつておるのであります。みそ、醤油、アミノ酸、あるいは今日御審議を願つております飼料公團法にしても、これらは各統制會社なり、一般の業者の方々が眞に統制を守り、公定價格を嚴守して、需要者にこれが完全に配給されておりますならば、公團をつくる必要はないのであります。
それから二十三條の點を重ねてお尋ねでございましたが、實はこの二十三條の規定は、この冬の議會におきまして通過いたしました配炭公團、石油公團その他にありました條文がそのまま引寫されておるわけでありまして、憲法違反の問題も當時の議會におきまして何ら問題になつておらないわけでありまして、われわれといたしましては、すでに議會を通過いたしました法律でありますので、そういう點について別段の心配をいたしておらないのであります
殊に前議會の終了間際になつて石油公團法が出まして、これは通過したのでありますけれども、ほとんど終了間際にたくさんの法案と一緒に出されて、殊に議員が選擧を控えて浮足立つたときに、急速に通過したのであります。また肥料公團のごときは政令をもつて實施されたのでありまするが、こういう行き方に對して國民は不安をもつておると思うのであります。